artist

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[members]
Petter Gjores and Johan Norberg

[about Kuryakin…]
Kings Of Convenience『Quiet Is The New Loud』を越える感動── 北欧スウェーデンの二人組、Kuryakin(クリアキン)が二年の沈黙を破り、完成させたのは、儚く透明なメロディで満ち溢れたラップトップ世代のあまりに美しいネオ・アコースティック傑作。

’03年にスウェーデンの中部都市、ウプサラの大学で出会い結成された、Petter Gjores(Vocals/Guitar)とJohan Norberg(Guitar/Programming)による二人組。 Trash Can SinatrasやPrefab Sproutなどのネオアコースティック、ロジャー・ニコルズ、ジミー・ウェッブなどのソフトロック、Avalanchesやコーネリアスといった最近のポップ・スタンダードにインスパイアされた彼等の瑞々しい感性を体現した楽曲は、The Radio Dept.、Testbild!、Action Bikerなどをいち早く紹介していたFriendly Noiseのコンピレーション『Are You Scared To Get Happy?』に参加、08年にはUSのShelflife RecordsからCD+7インチEP『Still Here』、Fastcut Recordsより7インチ・シングル『Fought A War』の単独音源がリリースされるなどして、コアなインディー・ポップ・ファンを中心に絶賛を受けた。

制作期間2年以上を経てデビュー・アルバム『A New Day』が遂に完成。結成当初からのスタイルであるAvalanchesのように無数のサンプリングを駆使したJohanの繊細なラップトップ・エレクトロニクスはさらにオーガニックに進化、Petterによるヴォーカルとコーラス・ハーモニーはミレニウム『Begin』のように儚く、ボリス・ヴィアン著『日々の泡』のように、痛切な若者の葛藤を描く歌詞もその世界を一層独創的にしている。

ビーチ・ボーイズ『Surf’s Up』のように幻想的なM-1「A New Day」で緩やかに幕を開け、星空を舞うようなサンプリング・コラージュが無数に埋め込まれたリード・トラックM-2「Forget About You」で急展開、Trash Can Sinatras~Exloversファンなら号泣間違い無しなネオ・アコースティックM-3「Killing Time」、Prefab Sproutへのオマージュが込められたディスコ調のM-4「If You Could See Me Now」、美しいサンプリングが光るバラードM-5「Optimistic」、小気味良いパーカッション・ビートとグルーヴィーなギター、幻想的なストリングスが心地よい疾走ナンバーM-6「Leave Me Alone」、M-9「Utan Dig」は唯一スウェーデン語で歌われるアコース
ティック・ナンバーで、Alzo & Udineのようなフォーキーな歌をストリングスが優しく包み込む。M-10「Sunshine」はボサノヴァ・リズムに、コーネリアス的エレクトロニクスが融合したトロピカルなナンバー!

本編最後にはエクストラ・トラックとして、マスタリングを担当したone day diary(Rallye Label)による「Forget About You」のリミックスを収録!原曲をさらにキラキラと輝くブレイクービーツ仕様に再生したJens Lekman~Lake Heartbeatファンは号泣間違い無しな仕上がり!

[releases]
FCRD-025 “A New Day” (2010) [detail]
FCEP-003 “Fought A War” (2008) [detail]

[official]
https://myspace.com/kuryakinmusic

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